最近、エンターテインメントソフトウェア協会(ESA)が「アクセシブルゲームイニシアティブ」を発表しました。この取り組みは、ゲームにおけるアクセシビリティ機能に関する明確な情報を提供することを目的としています。主要なゲーム企業5社、すなわちエレクトロニックアーツ(EA)、グーグル、マイクロソフト、任天堂、ユービーアイソフトが創設メンバーとして参加しており、ライアットゲームズやスクウェア・エニックスも署名しています。
このイニシアティブでは、ゲームの特長を示す24のタグが使用される予定で、「ナレーションメニュー」や「カメラ快適性」、「色替え」などの機能が含まれています。このタグは、年齢レーティングのようにデジタルストアのゲーム製品ページに表示される予定ですが、各ストア間での標準化がどの程度進むのかは不透明です。
ソニーもこのイニシアティブの開発に関与しているが、なぜ参加していないのかは不明で、同社からのコメントはありませんでした。さらに、アマゾンゲームズ、ライアットゲームズ、スクウェア・エニックス、ワーナーブラザース・ゲームズもこの取り組みに参加し、アクセシビリティ機能の明確化を目指しています。
ライアットゲームズやユービーアイソフト、マイクロソフトからは、アクセシビリティタグの追加に関する詳細情報が今後提供される予定ですが、具体的な時期はまだ示されていません。この動きは、近年のアクセシブルハードウェアの普及を受けてのものであり、マイクロソフトやソニーは、アクセシブルコントローラーを各自のコンソールのためにリリースしています。