ポケットペアの広報ディレクター兼出版マネージャーであるジョン・バックリーは、ゲーム開発者会議のパネルセッションで、2024年初頭に発売予定の「Palworld」に関するスタジオの課題について語りました。具体的には、9月から他社との間で進行中の訴訟があることを明かしました。この訴訟は特許侵害に関するものであり、詳細には触れられませんでしたが、バックリーは、予想外の出来事であったと述べています。
バックリーによると、ポケットペアは「Palworld」の発売に先立ち、必要な法的確認を行い、問題がないことを確認していたとのことです。それにもかかわらず、訴訟の発表に驚いたという感情を表しました。訴訟に関して、ニンテンドーとポケモン社が主導しており、「Palworld」が「複数の特許権」を侵害しているとされています。
訴訟が発表された際、ポケットペアのスタッフは非常に落胆した様子であり、その日を「悲しい一日」と表現しています。また、プレイステーション版のリリースや東京ゲームショーへの出展が控えている中で、状況を再評価し、警備員を雇う必要がでてきたことにも触れています。
一方で、バックリーは「Palworld」の成功についても語り、予想以上の売上を記録したことを喜びました。しかし、開発者たちは発売から20分ほどの祝福の後、ネットワークやサーバー関連のバグ修正作業に戻らざるを得なかったとのことです。それにより、ポケットペアはさらなる挑戦を迎え入れることとなりました。