パルワールドが任天堂の次世代コンソール「スイッチ2」に対応する可能性について、デベロッパーのポケットペアが検討中であることがわかりました。コミュニケーションディレクターのジョン・“バッキー”・バックリー氏は、GDCでのインタビューで、初代スイッチにも対応させたかったが、ゲームが「重い」ために実現できなかったと述べました。
スイッチ2が高性能であれば、パルワールドの対応は「考慮する価値がある」とのことです。バックリー氏は、ハードウェアの仕様についてはまだ知らないと語り、GDCで誰かが教えてくれることを期待しているとお話ししました。
また、ポケットペアはスチームデッキ向けに多くの最適化を行い、その結果に満足しているとし、今後は他の携帯機でもパルワールドをプレイできるようにしたい意向を示しました。この次世代スイッチの仕様については、任天堂が来週の展示会で発表する予定です。
パルワールドの登場以来、同作はポケモンと比較されることが多く、特に「銃を持ったポケモン」と呼ばれることもありました。しかし、昨年9月に任天堂はポケットペアに対して複数の特許侵害で訴訟を起こしました。12月のアップデートで、ポケットペアはポケボールスタイルのパルスフィアを使ったクリーチャー召喚機能を削除しました。
それでも、ポケットペアは今年1月に「オーバーダンジョン」というリアルタイムルーグライクデッキビルダーをスイッチストアにリリースしました。これは、以前はスチームでのみ利用可能でした。今後の展開に注目です。