任天堂がマリナーズの初のジャージパッチスポンサーとなりました。
1992年に、日本の任天堂アメリカがマリナーズの大株主となり、2016年に現在のオーナーグループに10%を残して全ての株式を売却しました。任天堂アメリカの本社はワシントン州レッズモンドにあります。
「彼らはシアトルでの野球を救った」と、マリナーズのSVP/コーポレートパートナーシップのクリス・ボイト氏は述べています。「そうでなければ、チームはタンパに移転していた可能性もあります。それは非常に意義深いことです。」
ジャージパッチは、マリナーズの開幕日である3月27日からシアトルのジャージに登場します。
ボイト氏は契約の詳細を明かしませんでしたが、年間七桁の価値がある長期契約であると述べました。「最後のドルを追い求めたわけではありません。ですが、待つ価値がありました。正しいパートナーを探していましたから」とボイト氏は言いました。「ただのオファーを受け入れたくなかった。適切な組み合わせを求めていました。」
オークランド・アスレチックスはラズベガスと3年間850万ドルのジャージパッチ契約を結びましたが、これはMLBで最低の金額の一つと報じられています。一方、ニューヨーク・ヤンキースはスター保険のパッチで年間2000万ドル以上を得ています。「私たちはそこまで低くはありません。市場の適正価格です」とボイト氏は述べました。
マリナーズは夏からジャージパッチの議論を始め、1月に加速し、過去2ヶ月間で交渉が進行しました。ジャージには任天堂のレーシングトラックのロゴがホーム用、任天堂スイッチ2のロゴがロード用に付けられます。これにより、MLB初のホームとロードで異なるロゴを持つチームになります。
「彼らはエキサイティングなブランドです。私たちは皆ゲームボーイを持っていました。彼らは人々の顔に笑顔をもたらします」とボイト氏は語りました。マリナーズのセンター・フielderであるフリオ・ロドリゲスが任天堂のブランドアンバサダーを務めます。
取引には外野の壁面広告、試合日のアクティビティ、地域のアウトリーチ、後日発表される特別な記念行事などの要素が含まれます。