カプコンの『モンスターハンター・ワイルズ』は、2025年2月の米国で最も売れたゲームとなり、前年のトップタイトル『コール・オブ・デューティ:ブラックオプス6』を抜いて、今年の米国で最も売れたゲームに輝きました。この情報は、サーカナのエグゼクティブディレクターであるマット・ピスカテラからの最新レポートによるものです。
『モンスターハンター・ワイルズ』の後、トップセールスに来るのは、ウォーホーススタジオの『キングダムカム:デリバランス2』と、ファイラクシスゲームズの『シヴィライゼーション7』です。オブシディアンとXboxの『アヴァウド』が7位に入るなど、新作ゲームが多数ランクインしているのが特徴です。
コンソール市場では、プレイステーション5が売上金額とユニットでトップとなり、XboxシリーズX|Sがそれに続いています。また、サブスクリプションサービスへの支出は前年同期比で9%の増加を記録しましたが、ハードウェアとソフトウェアの売上は減少しました。総売上高は45億ドルに達し、前年同月比で約6%減少しました。
なお、サーカナはゲームの売上を金額で追跡しており、販売されたコピー数ではありません。また、任天堂のような一部のパブリッシャーはデジタルデータを共有していないため、情報には限りがあります。しかし、テイクツーインタラクティブは遅延のないデジタル情報を提供しており、『グランドセフトオート5』の影響が正確に反映されています。
『モンスターハンター・ワイルズ』はそのスタートから好調で、現在800万本以上の販売を達成しています。カプコンが新しいクエストやモンスターを追加するアップデートを提供すれば、米国で年末にトップ3入りする可能性が高いでしょう。また、『アヴァウド』も強力な立ち上がりを見せており、Xbox Game Passを通じて多くのプレイヤーが楽しんでいます。オブシディアンエンターテインメントからの新展開にも期待が寄せられています。