ノーフォーク、バージニア — HBCU選手がマーチマッドネスで決勝ポイントを決めてスポーツセンターに登場することは珍しいが、アイザック・パーソンの記者会見を見ればその特別さがわかる。
身長6フィート1インチのポイントガードである彼は、MEACトーナメント準決勝でデラウェア州立大学相手に79-77の勝利をもたらすレイアップを試合終了の瞬間に決めた。
「時計を見たら残り2.5秒。モトン監督が『点を取れ、点を取れ』と言ったので、急いでシュートを打とうとした」とパーソンは笑顔で語った。シュートは4回バウンドし、ネットに落ちた。その瞬間、コーチのレヴェル・モトンも床に倒れ込んだ。
アイザック・パーソンは、WSSUでプレーしていた3シーズンで数多くの重要なシュートを決めてきたが、スポーツセンターには登場していなかった。彼はNCCUでの初めてのMEACトーナメントの試合を戦っており、自身の経歴を築き上げてきた。
彼の出身地はノースカロライナ州キンストンで、NBA選手の出身地である。モトン監督はパーソンのことを以前から知っており、再会は「運命的な一致」だと語る。パーソンはディビジョンIIのHBCUリーグで数々の栄誉に輝いており、NCCUの優勝に重要な役割を果たす選手となるだろう。
モトン監督は、パーソンが試合のクライマックスで決めたフリースローも重要であると強調した。「最後のシュートばかりが注目されるが、フリースローも大切だ」と述べた。彼は試合終了間際のシュートを得意としており、過去にも多くの決勝点を決めてきた。
アイザック・パーソンとNCCUはMEACトーナメントの準決勝に進出したが、優勝するためには3日間で3試合を勝ち抜かなければならない。過去の経験を活かし、冷静に次の試合に向けて準備を進めると彼は語った。