最近、「ダークスペース」というモッダーが作成したグランド・セフト・オート(GTA)5のモッドが、著作権侵害の申し立てにより削除されました。このモッドは、リークされたデータとGTA 6の公式トレーラーを使用して作られたもので、ファンから注目を集めました。ダークスペース氏は、Take-Twoからの通知を受けた際に予想していたものの、直接の連絡がなかったことに驚きを示しました。
この件について分析を行ったダークスペース氏は、彼の作成した地図が「おそらくあまりにも正確すぎた」との見解を持ち、GTA 6の発売時にサプライズを喪失する懸念があるのではないかと指摘しました。また、彼はTake-Twoがモッダーに対して誠実さを欠いていると批判し、プレイヤーやモッダーの貢献なしには会社が成り立たないことを強調しました。
彼は過去の事例を挙げ、Take-Twoが私的調査員を雇い、法的措置を講じる傾向がある一方で、モッダーの努力を評価する姿勢が欠けていると主張しました。特に、PC版の元GTAトリロジーにおいて、モッドがゲームのバグを修正するために重要であったことを挙げました。
さらに、Take-TwoはGTAモッダーと対立してきた歴史があり、最近ではLiberty City Preservation Projectを閉鎖しました。しかし、2023年にはCfx.reというチームを雇い、GTA 5の公式「変換ツール」を開発する方向へ転換しています。
今後のGTA 6に関しては、Take-Twoが2025年秋にリリース予定であると確認しており、さらにはRobloxやFortniteのクリエイターとも協力してカスタムコンテンツを制作する計画があることが報じられています。