GTA 6の地図をGTA 5に再現するモッドが、ロックスターの親会社であるテイクツーからの著作権削除要求により、制作したユーザーのYouTubeチャンネルから削除されました。このモッドは、YouTuberのダークスペースによって作成され、Mapping Vice Cityプロジェクトの成果を基にしてGTA 6の地図をGTA 5で実現しようとした試みです。
ダークスペースは、1月から進捗をSNSで報告し、先週にはバージョン1.0をリリースしましたが、テイクツーの法務チームが著作権削除要求を送ったことにより、プロジェクトはすでに短命に終わりました。ダークスペースは、新しいビデオでこの事件の詳細を説明し、「利益を求めず、情熱だけで作った」と強調しましたが、アップロード後すぐにテイクツーから削除され、驚きや警告もなかったと述べています。
彼はまた、ダウンロードリンクを自ら削除した理由として、テイクツーからの連絡を待つよりも先手を打つことが賢明だと考えたことを語りました。さらに、「地図があまりにも正確すぎるのではないか」と推測しました。IGNとのインタビューでは、ダークスペースはテイクツーの反応を予想していたと話し、長年にわたり素晴らしいゲーム世界を構築してきた開発者の感情を理解していると述べています。
テイクツーは、GTAモッディングコミュニティとの間で長年にわたり対立しており、最近ではGTA 4の地図をGTA 5に追加するリバティシティ保存プロジェクトを停止しましたが、2023年にはCFx.reというチームを雇用し、公式の「変換ツール」を開発中です。また、GTA 6は2025年秋のリリースを目指しているとのことですが、PC版の登場が2024年初頭になるとの噂も流れています。