サンフランシスコで行われた年次ゲーム開発者会議において、マイクロソフトのXboxブランドがID@Xboxに所属するパートナースタジオからのゲームデモをメディア向けに披露しました。私が数時間プレイした中で、特に注目した数タイトルについてご紹介します。
まず、印象に残ったのはフランスのスタジオSandfall Interactiveが手掛ける『Clair Obscur: Expedition 33』です。このロールプレイングゲームは、美しいアートスタイルと戦闘時の心地よい音楽が特徴的で、ターン制とリアルタイムアクションを組み合わせたユニークな戦闘システムが印象的です。攻撃や防御を選ぶターン制の中で、瞬時にリアルタイムの要素が加わり、プレイヤーに新たな体験を提供します。このゲームは2024年4月23日にXbox、PS5、PCで発売予定です。
次に、インディー開発者SweryとSuda51が手掛ける『Hotel Barcelona』についてです。このホラー映画を舞台にした横スクロールのローグライクゲームでは、プレイヤーが強力な能力を解放しながら不気味なキャンプを進んでいくことになります。難易度は高いものの、プレイヤーが戦闘を学ぶための設計がされています。
続いて、『Mandragora』はプレイヤーカスタマイズを重視した横スクロールアクションゲームです。このゲームでは複数のクラスとスキルツリーがあり、戦闘は戦略性が求められる設計になっています。2024年4月17日に各プラットフォームでリリースされる予定です。
『Herdling』は、小さなデモでしたが、魔法の杖を使って大きな角のある生き物を導くプレイスタイルが特徴です。アポカリプスの街を探索する中で、プレイヤーは新たな生き物を仲間にしていきます。2025年にリリース予定です。
最後に、ケイタ・タカハシが手掛ける『To a T』は、13歳の子供がTポーズを保ちながら生活する物語が描かれています。感動的なストーリーと魅力的なキャラクターが登場し、2024年5月28日にリリース予定です。ゲームにおける物語の重要性が再認識されます。