モンスターハンター ワイルズでは、シリーズの既存のメカニクスがいくつか変更されており、その中でも最も重要な要素が新しい「傷」システムの導入です。
傷とは、モンスターの特定の部位が繰り返しダメージを受けた部分を指します。単独でも、他のハンターとチームを組んでも、戦闘中にこの傷を利用することが求められます。
傷を作るには、モンスターの特定の部位をターゲットにし、繰り返し攻撃を加えます。しばらくすると、変色した部分や暗い傷が表示されます。「ハンター モード」を切り替えると、傷が赤く光り、傷ができたことを示します。
傷を攻撃することで、他の部位を攻撃するよりも多くのダメージを与えることができるため、可能な限り一つの部位に攻撃を集中させることが重要です。ダメージ数の周囲に四つのオレンジの三角形が表示されれば、それが正しい部位であることを示します。
また、傷はマルチプレイヤーでも共有されるため、仲間がモンスターの尻尾の先端を攻撃している場合などは、「ハンター モード」を切り替えてその部分に攻撃を加えることも可能です。
傷システムには限界があり、それは傷が壊れたときです。傷を三角ボタン(XboxではY)や丸ボタン(Bボタン)などで攻撃すると、ダメージが増加しますが、R1(XboxではRB)で攻撃するとさらに大きなダメージを与えて傷を壊してしまいます。傷が壊れるとモンスターの部位が手に入りますので、傷を作ったり壊したりするリズムが報酬を最大化するために重要です。
特定の武器種は、傷を壊すことでボーナスを得たり、逆に傷を残しておくことでダメージを増加させたりします。例えば、昆虫グレイブを使用する場合、傷を壊すことによって虫ジュースが回復するため、傷を定期的に壊してパワフルな攻撃を維持することが望ましいです。
他の武器種は、傷を長く保持しておくことが望ましい場合があるため、破壊のタイミングについてチームメンバーと連携を取りながら戦略を立てることが重要です。傷の作成と破壊を熟知することで、戦闘の流れに組み込むことができるでしょう。さあ、狩りに出かけましょう。狩人としての使命を果たすのです。