2025年3月20日の午後1時20分(ET)、アメリカの任天堂とメジャーリーグのシアトル・マリナーズは、数十年にわたるパートナーシップの拡大を発表した。特に、マリナーズが初めてのユニフォーム袖のパートナーシップを得ることが大きなニュースである。
任天堂は、マリナーズのユニフォーム袖に自社のロゴを採用することを発表した。デザインのティザーでは、マリナーズのホームゲーム用の袖にフィーチャーされるクラシックな任天堂の「レーストラック」ロゴが赤いパッチに描かれることが示されている。一方、アウェイゲームには、今年発売予定の新コンソール「Nintendo Switch 2」のロゴが採用される。これは、MLBでホームとアウェイで異なるパッチが採用される初めてのチームとなる。
プレスリリースでは、オールスターレベルのセンターフィールダー、フリオ・ロドリゲスが任天堂のブランドアンバサダーとしてチームとのパートナーシップに参与することも発表された。
任天堂は1992年にシアトル・マリナーズの支配権を取得した。当時の任天堂のCEOであった山内溥が、同社のアメリカ本社があるシアトルへの感謝の意を示すためにこの決断をした。任天堂は2016年に大部分の株式を売却し、10%の所有権を保持している。