クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイ』についての情報が公開されました。この映画は、ホメロスの叙事詩『オデュッセイ』を基にしたもので、2026年7月17日に公開予定です。ユニバーサル・ピクチャーズは、世界中を舞台に新しいIMAXフィルム技術で撮影される「神話的なアクション叙事詩」と表現しています。
主演のマット・デイモンがイタカの王オデュッセウス役を務めることが発表されており、他にもトム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリズ・セロンなどの出演が期待されています。トム・ホランドは、他の詳細は明かさないものの、自身のキャスティングを確認しました。
撮影はモロッコで始まっており、イタリアのファヴィニャーナ島やイギリスなど、複数の国で行われる予定です。ノーラン監督は『オッペンハイマー』でアカデミー賞最優秀作品賞を受賞したエマ・トーマスと共に、脚本とプロデュースを担当しています。
『オデュッセイ』は、ホメロスによる24巻の叙事詩で、トロイ戦争から帰還するオデュッセウスの10年間の苦難に満ちた旅が描かれています。彼の冒険は、神々や一つ目の巨人ポリフェモス、美しいサイレン、魔女キルケとの出会いを含みます。物語は、彼が妻ペネロペと息子テレマコスとの再会に至るまでの旅路を描いています。
このプロジェクトは大きな期待を集めており、ホメロスの古典がどのように映画化されるのか、多くのファンが注目しています。