アリゾナ州立大学(ASU)のアイスホッケーディフェンダー、アンソニー・ダウドは、ミネソタ・ダルースを下したことがデンバーへの警告になると考えています。ヘッドコーチ、グレッグ・パワーズは「ジャージを身に着けるたびに、それが最後の試合かもしれない」というシンプルで力強いメッセージを伝えています。この考えは、卒業予定のベテラン選手にとって厳しい現実を示しています。
ASUは、セントポールでのフローズンフェイスオフにおいて、デンバーと準決勝を戦うチャンスを得ています。勝利すれば、NCAAトーナメントへの自動出場権を得ることができます。ASUは今季の対デンバー戦で3勝0敗1分けという成績を収めており、特に11月の対戦ではデンバーをスウィープしました。
選手たちは自信を深めており、特にフォワードのアルテム・シュレインは、試合のスコアに関係なく計画を守り続ければ報われると述べています。試合運びやチームワークを重視し、結果に執着しない姿勢がASUの強みを生み出しています。
デンバーのヘッドコーチ、デイビッド・カーリーはASUの精神力に驚いており、選手たちはどんな状況でも試合に戻れる信念を持っていると語っています。ASUはシーズン初期に怪我に悩まされましたが、主力選手が復帰した後にバランスが取れ、リーグ内での成績を上げました。
今シーズンのASUは21勝13敗2分け、NCHCでは14勝9敗1分けの成績を残しています。土曜日にはフローズンフェイスオフのチャンピオンシップが控えており、そこでの勝者はNCAAトーナメントへの出場権を手に入れます。