最近、Switch 2に注目が集まる中、GameTraderZeroが既存のSwitchコンソールの「新しい」バージョンを発売しました。この店はカスタムJoy-ConやProコントローラーで知られていますが、そこでのコンソール制作も行っており、これまでにGame BoyやGame Boy Colorのアップグレード版を多数製造しています。
GameTraderZeroは「究極の」Switch Liteと称されるプロトタイプを開発し、そのアップグレード版をサンプルとして提供してくれました。このデバイスの主な特徴は、Taki UdonのSUPER5 OLEDタッチディスプレイ、Gulikit NS-40Tホールエフェクトアナログスティック、そして「ゼルダの伝説: ティアーズ・オブ・ザ・キングダム」デザインのカスタムシェルです。
このSwitch Liteの起動時に最初に目を引くのは、そのディスプレイです。従来のLiteと比較して、Taki UdonのSUPER5スクリーンはさらに明るく、色彩の鮮やかさが際立っています。最大輝度は600ニットで、従来のSwitch LiteのLCD(400ニット)やSwitch OLED(370ニット)を上回ります。
初期バージョンでは、細かいテキストに関してわずかな明瞭さの低下が見られることがあります。また、提供されたコンソールでは画面の右下隅がやや盛り上がっていることが確認されました。これらはすべてアフターマーケットの改造品として、多少の問題があるのは理解できます。
さらに、GameTraderZeroのカスタムゼルダケースは質感が良好で、透明で内部を確認できる点も魅力です。また、Gulikitのスティック導入により、アナログドリフトの影響を受けづらい仕様になっています。
全体的に、Nintendoによる公式なOLEDモデルのアップグレードが無い中、Switch Liteに新たな進化が見られるのは嬉しいことです。ただし、GameTraderZeroではこの「完成された」ユニットの販売予定はなく、Switch Liteの注文時にキットと送料約90ドルが追加される形になります。需要の高まりにより、このSUPER5モッドは瞬時に売り切れてしまうことが多いようです。