アサシン クリードシリーズは、2007年に登場し、歴史、サイエンスフィクション、パルクールを融合させた新しいゲームジャンルを開拓しました。その結果、魅力的なキャラクターと豊かな背景を持つシリーズが生まれ、ゲームや漫画、映画にまで広がりました。
シリーズの最初の作品『アサシン クリード』では、12世紀の暗殺者アルタイル・イブン・ラ・アハドが紹介され、アニムスという祖先の記憶を再体験する装置が登場しました。物語は、21世紀の子孫デズモンド・マイルズを介して織り成されます。
続編『アサシン クリード II』では、イタリア・ルネサンス時代のエツィオ・アウディトーレが主役となり、レオナルド・ダ・ヴィンチやマキャヴェッリとの関わりが描かれます。エツィオはプレイヤーにとっての人気キャラクターとなり、兄弟団に仲間を呼ぶ能力も追加されました。
『アサシン クリード ブラザーフッド』では、ローマでの暗殺者兄弟団の拡大を目指し、新たな暗殺手法やマルチプレイヤーモードが導入されました。『アサシン クリード レヴァレーション』では、エツィオがコンスタンティノープルでの探索を行い、アルタイルの秘密を解き明かす物語が続きます。
その後、アメリカ独立戦争を背景にした『アサシン クリード III』が登場し、コンラッドという新しい暗殺者を中心に広がるストーリーが展開されました。『アサシン クリード IV: ブラック フラッグ』では、海賊時代の冒険がテーマになり、多様なゲームプレイが特徴です。
2014年には『アサシン クリード ユニティ』がパリのフランス革命を背景に、最大4人での協力プレイが可能になりました。その後、19世紀ロンドンを舞台とした『アサシン クリード シンジケート』が登場し、男女のキャラクター切り替えができるようになりました。
2017年の『アサシン クリード オリジンズ』ではシリーズの起源に迫り、その後『アサシン クリード オデッセイ』で古代ギリシャの神話が絡められました。最新作『アサシン クリード ミラージュ』は、9世紀のバグダッドを舞台にした直線的な物語を描き、従来の暗殺スタイルに戻る試みがなされています。
現在、シリーズの次のステージとして、16世紀の日本での物語『アサシン クリード シャドーズ』が2023年3月20日にリリース予定です。