ポーランドの開発会社People Can Flyは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの所有する知的財産に基づいたゲームを制作することを発表しましたが、詳細な内容はまだ明らかにされていません。
People Can Flyは、この新作ゲームを「プロジェクト・デルタ」というコードネームで進行中であると述べており、ソニーとの契約に基づくマイルストーンプロセスがあることが伝えられました。具体的な詳細は提供されていませんが、開発の進捗は特定の間隔でレビューされるという一般的な慣行です。
同社は、ソニーとのマイルストーン契約の具体的な範囲や条件を明らかにしていないものの、通常の仕事依頼プロジェクトと大きな違いはないとしています。People Can Flyは、この分野での豊富な経験を持ち、過去には「Gears of War: Judgment」(マイクロソフト)や「Fortnite: Saves the World」(エピック)、さらには「Outriders」(スクウェア・エニックス)などのプロジェクトに関与してきました。
また、People Can FlyはKraftonと共同で「プロジェクト・エコー」という新しいゲームを開発中であり、「Gears of War: E-Day」においてThe Coalitionとも協力しています。ソニーとのゲームに関する正式な発表では「ソニーが所有する知的財産に基づいている」とされていますが、具体的なフランチャイズ名は明記されていません。People Can Flyの別の文書では、プロトタイプを作成するための作業がカバーされる契約内容が説明されています。
2002年に設立されたPeople Can Flyは、2004年にファーストパーソンシューティングゲーム「Painkiller」を初めてリリースしました。2007年にエピックゲームズが株式の過半数を取得した後、2012年にはエピックに完全に買収され「エピックゲームズポーランド」と改名されましたが、2015年には再度独立を果たしました。