アニカ・ラングヴァッド(トヨタ・スペシャライズド)は、引退と出産から復帰し、ケープエピックの女性部門で6回目の優勝を遂げた。このレースでは、ソフィア・ゴメス・ビジャファーニェとペアを組み、2025年大会で2度目のタイトルを獲得した。
ラングヴァッドはこのレースの歴史上最も成功したライダーとして名を馳せ、6回の大会すべてで優勝を果たした。一方男性部門では、ニーノ・シュルター(スコット・SRAM)がフィリッポ・コロンボと共に3度目のタイトルを獲得した。
最終ステージを迎えるにあたり、ウィリアー・ヴィットリアのルカ・ブラディオットとシモーネ・アボンデットが接近してきたが、シュルターとコロンボは最後の力を振り絞り2位を確保し、ブラディオットとアボンデットは6位に終わった。結局、シュルターとコロンボは1分31秒の差で勝利を収めた。
ラングヴァッドとビジャファーニェは、プロローグから第6ステージまで常にトップを維持し、最終ステージでの失速にもかかわらず、総合での優勝を確定させた。
大会中、ラングヴァッドは痛みを抱えながらもこの成績を収めたことを語った。「この一週間は本当に大変だった」と述べ、痛みを抱えつつも勝利を喜んだ。
2025年ケープエピックには、63カ国から1,500名のサイクリストが参加しており、エリート部門には25チームの女子チームと50チームの男子チームが出場した。