毎年恒例のゲーム開発者会議(GDC)は今週開催されており、Xboxは大きな出展はないものの、いくつかの重要な情報を発表しています。その中でも特筆すべきは、Xbox Play Anywhere(XPA)の優れた機能についての情報です。XPAは、プレイヤーがXboxとWindows 10/11 PCの両方で購入したゲームを追加料金なしで楽しむことができるサービスで、1,000以上のタイトルが対応しています。この機能により、プレイヤーはお気に入りのゲームをより多くの場所で楽しむことができ、実際にはゲームプレイ時間が20%増加しています。
Xbox Play Anywhereは、他のプラットフォームでは提供されていない独自のものであり、ユーザーはXboxコンソールでゲームを購入したり、Game Passを通じてプレイしたりしながら、PCでも同じゲームを楽しむことができます。このため、デベロッパーとしては、XPAを利用しない理由がありません。また、独立系開発者向けのID@XboxプログラムもGDCで紹介されており、11のインディータイトルがXPAに対応する形で展示されています。
さらに、Xboxは2013年以降、ID@Xbox開発者に対して50億ドル以上の報酬を支払っています。これは非常に大きな金額であり、最近の成功作には、2024年のゲームオブザイヤー候補となる「Balatro」や「STALKER 2」が含まれています。また、将来的にXPAに対応した注目のタイトルとして「Clair Obscur: Expedition 33」や「Hollow Knight: Silksong」が紹介されており、Xboxのエコシステムの中でのプレイ体験の拡張が期待されています。
現在、Xbox Play Anywhereのゲームは多数存在しており、今後も新たなタイトルが続々と登場する予定です。これにより、Xboxは今後のゲームプレイ体験において非常に魅力的なプラットフォームであることが予想されます。