スイッチ2に関する新たな情報は、公開された特許から得られています。任天堂の二画面機能の計画や、新しいジョイコンのマウス機能、そしてジョイコンが磁石で本体に接続される方法などが明らかになっています。また、スイッチ2がAIを使って高解像度のゲーム画像を生成する可能性についても触れられています。
スイッチ2は、従来のスイッチと比べて大幅な性能向上を示していますが、内蔵されるNvidia Tegraプロセッサがハンドヘルドモードで1080p解像度を安定して提供できるかは不明です。そこで登場するのがAIアップスケーリングの概念です。
最新の特許では、訓練されたニューラルネットワークを使った画像変換技術について具体的な情報が公開されています。この技術により、540pから1080pへの解像度変換が可能になることが示されています。
このことは、スイッチ2がNvidiaのDLSSのようなAI技術を利用することをほぼ確定させます。この技術は、低解像度の画像を高解像度へと変換し、ゲームをより鮮明で詳細に見せることができます。ただし、任天堂独自の技術が使用される可能性も考えられます。
また、これらの解像度数値は、互換性に関しても重要です。スイッチの大多数のゲームがスイッチ2で動作することは既に知られており、新しいコンソールで視覚的なアップグレードが期待されます。これにより、「あなたのスイッチゲームはスイッチ2でより良く見える」という魅力的なセールスポイントが生まれます。
AIアップスケーリングには、視覚的な改善だけでなく、ハンドヘルドモードでのバッテリー寿命の向上などの利点もあります。これにより、高性能なハードウェアや高解像度ディスプレイによってバッテリー寿命が損なわれる心配が軽減されます。
最後に、スイッチ2がドック時に4Kゲームを提供することは難しいと思われますが、システムのメニューなどは4K出力可能だとも考えられます。これらの仮説は、任天堂が2024年4月2日のスイッチ2ダイレクトで確認してくれることを期待しています。