今週初め、WindowsCentralのJez Cordenが、次世代Xboxや待望のXboxハンドヘルドに関するマイクロソフトの計画を詳細に報じました。次世代Xboxについては、Series Xの後継機が2027年のリリースを目指してすでに開発中であるとされています。
ハンドヘルドデバイスに関して、マイクロソフトは独自のハンドヘルドシステムを2027年に発売する計画を立てているようですが、同時にPC OEMメーカーと提携した「Project Kennan」というコード名のハンドヘルドデバイスも2023年に登場予定です。
数時間後、The VergeのTom Warrenは最新号のNotepadニュースレターで、プロジェクトの正しいコード名はKeenanではなくKennanであること、そしてハンドヘルドデバイスの製造元がASUSであると報告しました。このデバイスはWindowsで動作し、Xboxコンソールに似たインターフェースを採用しています。
このプロジェクトは、XboxとWindowsを統一したXboxユーザーインターフェースの下で統合する「Project Bayside」の一環と報じられています。また、マイクロソフトはゲームのための単一のストアを確保し、ゲーム開発者がハンドヘルドやコンソール、PC向けにゲームを作成しやすくする取り組みを進めているとも述べています。
CES 2025では、Xbox Gaming Devices and Ecosystemの副社長であるJason Ronaldが、コンソールとPCの最良の要素を組み合わせる努力について言及しました。現状、Windows対応のPCハンドヘルドはユーザーフレンドリーな体験を提供しておらず、マイクロソフトはこの問題に取り組む意向を示しています。
Warrenの報告を受けて、Cordenは再度記事を書き、Kennanというコード名が正しいことを認め、ASUSが製造元であることを確認しました。また、価格はおそらく499ドルから599ドルの間になるとの見積もりも紹介されており、ハードウェアはAMDのZ2 Goチップセットを使用する可能性があるとのことです。このため、Xboxハンドヘルドはパフォーマンスの観点で中間の位置付けになると予想されています。今後の詳細に注目です。